Hideki Fujii

2020年8月11日2 分

Job型の社会の到来

コンサルティング業界の未来について、コンサルティング会社を経営されている社長と議論しました。

コンサルティング業界の人々でよく話題になるのが、USのコンサルティング業界規模は10兆円を超えておりますが、日本はまだ1兆円にも到達していないため、もの凄いチャンスがあるはずだということです。

USのコンサルティング業界がこんなに大きい理由を私なりの仮説(自論)を述べさせて頂くと、USはずばり今、話題になっているJob型の社会だからではないかと思います。

なお、日本は、Job型ではなくて、反対のジェネラリスト型社会です。

在宅勤務でも話題となっていますが、ジェネラリスト型からJob型に働き方を日本も変革する必要があるというのが現在の日本の論調です。

冒頭で登場の社長の懸念は、Job型社会では、日本のコンサルティング業界は成長しないのではないか?コロナで、Job型の働き方が推奨されると、必要とされない存在になるのではないか?という懸念から始まった議論ですが、

私の答えは、恐らく

Job型に日本の社会が変革される過程で、コンサルタントの仕事は増えるので逆にチャンスではないか?ということです。

Job型社会の課題ですが、ズバリ隙間の仕事を埋める人々がいないことです。

日本は、ジェネラリスト型なので、隙間仕事を埋める人々が多数います。それでも日本のコンサルティング業界も一定の成功を納めています。

個別企業で実際に業務に習熟している人々と比較するとコンサルタントの強みはジェネラリストであることです。つまり隙間仕事を埋めるのが得意な人種です。

日本がJob型になることで、コンサルティング業界は日本ではかなり栄えるのではないかというのが、私の仮説となります。さあ、どちらになるのでしょうか?

藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO

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