Hideki Fujii

2019年12月28日2 分

デジタルと社会の幸福

新しい会社の使命は、社会を幸福にすることと説明しましたが、これだと具体的に何をするのか不明だと言われると思います。

このブログを書いている時点(2019年12月26日)の日本経済新聞に関連する記事が同時に5つ掲載されていましたので、3つの記事をとりあげながら説明したいと思います。

1)スーパーアプリ 

東南アジア特に、シンガポールのDBS銀行が有名ですが、最終的に目指したいのは各個人向けにあらゆるサービスを提供することです。現時点で私が実現したいのは、DBS銀行のようなアプリとなりますが、個人情報を管理してくれるAIが存在するというコンセプトはまだDBS銀行も実現していません。

2)情報銀行

みずほ銀行とソフトバンクが取り組むということで大々的に記事になっていましたが、ほぼ類似のモデルを私は提供したいと思います。私の考え方の方がより上位の概念になると考えています。私は社会が保有している各種個人の情報を管理する仕組み、管理されている情報を売買すること、さらにパーソナルなAIが個人の幸福実現を支援するという考え方がJ-Scoreのビジネスモデルに加わると私がやりたいモデルになるのかと思います。

3)保険金の代理請求

「あなたの医療」という財団を立ち上げて神奈川県で実証実験に生保15社が参加するという内容ですが、私は情報銀行のコンセプトの延長線で、各個人が加入している保険の情報と保険事故(入院や死亡等)をパーソナルなAIが検知して自動的に保険金手続きを進めるということを目指しておりますので、同じようなコンセプトは改めて有効なのだと得心した次第です。

残りの2つは、スコアリングから中小企業、個人に融資する考え方(りそな銀行の中小向け、アグリバティ)でこれも私が提唱するTrustスコアで実現したいコンセプトです。

デジタルを活用してより個人が幸福になるにはどうするか?その答えが今回取り上げている記事のような仕組みやアプリを提供することだと考えています。

藤井秀樹

パクテラ・コンサルティング・ジャパン株式会社 取締役

パクテラ・アジアパシフィック・ホールディングス株式会社 

パクテラ デジタル イノベーション最高経営責任者

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