Hideki Fujii

2023年7月24日2 分

ビジネス向けメタバースの方向性

まだまだ黎明期のメタバースですが、ビジネスに活用あるいは、一般的なユーザーに使って頂くためには、簡単にアクセスできるという部分が必要であると思います。
 


 

 
こちらあたり前のようで、メタバースには多様な種類がありますが、技術的な制約により実は簡単にアクセスできて、多くの人数が活動しているメタバースというのはまだ多くないのが実情です。
 

 

 
ゲームの世界に関しては、かなり普及しているメタバース(フォートナイトなどが有名)が存在しておりますが、ビジネスに活用するとなると、コロナ禍でかなり普及したビデオ会議システムのレベルで簡単にアクセスできるという部分がまだ達成できていない印象です。
 

 

 
ビジネス向けに開発されているメタバースには2D型と3D型がマーケットには存在しております。
 
ビジネスや簡単なイベントで利用するなら、2D型で良いのではないかという意見と、真に新しいコミュニケーションのあり方を表現するなら3D型であるべきだという論争が続いています。(なお、最近知ったのですが、2.5D型というのも登場しており、実は現時点では良いのではないかという意見もあるようです。)
 

 

 
2D型だと、簡単にアクセスできて、Zoomに近い感じになりますが、文字通りZoomに近いという顧客体験になり、やはりメタバースは3Dであるべきだという意見もわかる気がしておりますが、簡単さを重視するなら2Dからまずはメタバースに触れてもらうべきだという意見もわかる気がしております。
 

 

 
世界的にビジネスの世界で3Dメタバースで明確に勝者として認知されているメタバースがまだ存在しないのが現状かと思います。
 

 

 
どのようなメタバースが最終的に普及する可能性があるか、今後もメタバース普及の最前線で挑戦されている方々と方向性を見極めていきたいと思います。
 

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO

藤井秀樹

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