Hideki Fujii
2021年8月23日2 分
ビットコインの値動きが相変わらず激しいです。
1つのアセットクラスとして育つのかどうかというのが論点となっているそうです。
理論価格を割り出すモデルもなかなか良いモデルが発明されていないのが原因でもあるということです。
現在すでに、登場しているDefiなどの事例を見ても詳細、ビットコインがどうなっていくのかを本日は私の意見を書きたいと思います。
極端なシナリオは2つあると思います。
その1)やはり、デジタルゴールドとみなされる可能性はあると考えており、現在のゴールドと同程度かそれ以上の時価総額に成長していくシナリオはまだあると思います。
その2)実は意外な伏兵であるイーサリウムなどの仮想通貨に負けてしまうというシナリオとなりますが、Defiなどの新しい仕組みが今後成長した場合には、ビットコインの技術だと対応が十分にできないとみなされて、衰退してしまう。
というのが、私の予測となります。
なお、一番起こって欲しいシナリオを書くとしたら、その1)とその2)の同時発生です。
つまりビットコインの価値が金と同程度になると同時に、イーサリウムは更にその価値を超えていくようなシナリオです。そんなことがあるのか?という意見が大半だと思いますが、実は私はこのシナリオも十分あり得るのではないかと思っていたりします。実は国内でも報道を見ていると金融庁などでもDefiについて研究が始まっているようです。
私としては、本日書いたような極端なシナリオが現実になるようにトライしてみたいと思います。
デジタルを活用して、夢のある社会を作る上では、DAOの普及(少なくともそのコンセプト)は、私は必須となると考えております。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO