Hideki Fujii

2022年9月24日2 分

下落するビットコイン

ビットコインの値段が今年に入り下落基調です。

デジタルゴールドともてはやされた時と比べて既に、時価総額のベースだと半分以下になっているようです。(約100兆円が約50兆円に)


 

元々、価格変動が大きいのが特徴ですので、今後どうなるのかを予測するのは困難ですが、デジタルカレンシーの有力な候補として残っていくのか、このまま評価が下がっていくのか、とても関心を持っております。


 

電気代を使いすぎるという課題については、ビットコインは対応していかなければならないと言われており、その対応を近く完了するといわれているイーサリウムの方が今後人気になる可能性もあると考えております。

(POWからPOSにイーサリウムは変更するそうです)


 

ビットコインを法定通貨にしている国々(エルサルバドル等)もありましたので、改めて現在の価格が安定しない状況は、今後に向けた暗号資産の評価全体にも影響を与えていくと思います。


 

その時代の最先端の技術を活用して作成されるのが、通貨ということになりますので、デジタルを活用した通貨つまり、デジタルカレンシーの有力候補としてビットコインが今後も残るのか、残念ながら消えてしまうのか、今後登場していく、法定通貨であるCBDCとも競争することになります。


 

サトシナカモト(ビットコインのアイデアを提唱した)が理想とした管理者のいない世界のビットコイン(こちらWeb 3.0につながります)と、管理者が明確なCBDCとの世界のあり方との競争でもありますので、単なる投資資産としてのビットコインが消える以上に意味があるテーマとして捉えております。

藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO

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