これまでとこれからと
久しぶりにこれまでの活動を振り返ると同時に、これからの戦略について書いてみたいと思います。
まず私が目指しているのがWeb3.0的な社会を作ることですので、必要な要素は多数ありますが、過去取り上げたa16zのWeb3.0の原則と同じような考え方が戦略の原理原則になると思います。
分散型のデジタルインフラを発展させるための明確なビジョンを確立する
ガバナンスと規制に「複数の利害関係者」アプローチを導入する
様々なWeb3.0活動に対し、対象を絞り、リスク調整がなされた監視体制を構築する
複数要素を結びつける構成方法、オープンソースのコード、開かれたコミュニティの力でイノベーションを促進する
イノベーション経済がもたらす経済的利益へのアクセスを拡大する
自律分散型組織(DAO)の可能性を切り開く
持続可能な社会の実現に向けたWeb3.0の展開
金融包摂とイノベーションにおいて、十分に規制されたステーブルコインの役割を受け入れる
世界各国と連携し、規格や規制の枠組みを調和させる
デジタル資産の報告に関して明確かつ公正な税制を提供するとともに、税務コンプライアンスのための技術的ソリューションを活用する
実現したいことの例が日本人がアフリカ人が牛を購入するための資金を提供するようなユースケースであり、このユースケースの実現をするための信頼をWeb 3.0でいかに表現するか、結果として、ステーブルトークンが必要となり、このユースケースでは金融規制とのどのように折り合いをつけるのかを検証していく必要があり、改めてa16zはweb3.0の普及に本気で検討していると考えております。
私が現在使える武器といえば、Web3.0の実現にむけて取得してきた特許の内容をエンジン化(実はこのエンジンはスコアリング+スコアリングに対して的確なサービス(できればDAOで))することだと考えております。
なお、エンジンの完成には、伝統的なシステム開発力、ブロックチェーンを活用したトークンエコノミーの設計、メタバースなどのUIとの連携などの幅広いテーマが関わってきますので、そう簡単ではないと考えております。

戦略という意味(より現実的)では、
まずは大型の事業提携をまとめて、共同で事業開発(大きくはメタバースとZデバイスを活用したユースケース群)をしていくこと、
小さい案件でもメタバースやZデバイスを活用した案件を獲得していくことではないかと考えております。(できれば、大型のアカウントのみを先に狙いたいですが、、、)
結局は、
DXコンサルティング
カスタマイズ(恐らく、Web 3.0と各クライアント企業とのインテグレーション)
運用 (トークンエコノミーも含めて)
並行して特許化している内容のエンジン化をしていくことになると考えております。
改めて、a16zはWeb3.0に本気で取り組んでいると思いました、私も本気で挑戦してみたいと思います。(継続的に)
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO