アマゾンの成長が鈍化しているという記事を読みました。
22年間、指数関数的な成長を達成しており、永久に成長すると言われてきたそうですが、S字カーブと呼ばれる成長の限界に近づいているという内容の解説でした。
このような状況になった時に必要なのは、他の関連事業にうまくスライドすることだということのようですが、私からみるとクラウド技術をはじめ、どんどん新しいことをしているように見えるのがアマゾンですので、どんな産業にも限界はあるものの、アマゾンのような事例を国内でも創れないかというのが重要な論点というところに注目しました。

アマゾンのビジネスモデルは、
ネットワーク効果を活用しながら、参加者全体にメリットがあるモデル(技術的な面も含めて)を開発してECで圧倒的な地位を築いたことになり、かつビジネスモデルをグローバル展開して成功しており、アメリカらしい圧倒的な資金の力も活用しているということで、日本企業も参考にしたい成功事例だと思います。
アマゾンは凄すぎて、現時点の状態をコピーするのは難しいと思いますが、その考え方は現在トライしております、地方自治体のデジタル化の実現に向けたプロジェクトにもとても参考になると改めて思いました。
改めて、圧倒的に強いアマゾンにも成長鈍化の時がくること、でもこれまでのビジネスモデルはすごいと思います。
新しいことにも継続して挑戦しているアマゾン(そのような文化がある)ですので別の事業で指数関数的な成長を続けることもあり得るかなと想像しております。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO