有名なイノベーションのジレンマについて、日本国内で適用したいというシナリオを本日は書きます。
クリステンセン教授の有名な理論ですが、ローエンドマーケット向けのプロダクトが最終的にはハイエンドマーケットも制する可能性があるという理論です。
(だいたいあっていると思いますが、本日私が書きたい内容です。)
コロナの影響で現在、影響が最もあるのが中小企業だと考えております。大企業はコロナをチャンスと捉えて逆に成功している事例もあると聞いておりますが、中小企業は総じて苦戦をしているという印象を受けております。(もちろん、中小企業にもうまくコロナ対応している事例があると思いますが、、、)
中小企業のDXを進める方法の1つがペイロールカードの導入になると考えており、私はペイロールカードをDXの手段して中小企業に普及させるという活動が、最終的には日本の生産性を高めることになると同時に、最終的には大企業にも採用していただけるDXの手法となると考えております。
ペイロールカードの導入をするとしたら、勤怠情報のDX化、その結果として給与計算業務のDX化が必要となります。
中小企業に
勤怠管理システム
給与計算システム
ペイロールカードシステム
の3つを提供するというDXを狙いたいと考えておりますが、中小企業向けにはいろいろな助成金があるとも聞いており、うまく国の戦略とも合致した取り組みを目指していきたいと思います。
なお、ペイロールカードの論点として、共通の論点として
本人確認、不正検知
ペイロール業者としての財務基盤の安定
を研究していく必要があり、中小企業向けにしっかりとした制度を作ることができれば、その制度(プラットフォーム)は大企業にも展開できるのではないかという仮説を持っております。
イノベーションのジレンマ(教科書)にしたがった戦略ですが、トライしてみたいと思っております。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO
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