インターネットとDAOの融合
インターネットが革命を起こしたテーマは2つだと言われております。
それは、
1)広告
2)EC(つまりネット販売)
となります。
暗号資産産業では現在、金融業界を中心に革命を起こしていると言われておりますが、現時点では限られた人々によるどちらかというと、投資ゲームになっている状況です。
本日書きたいことは、
インターネットが革命を起こしたテーマと現在、暗号資産産業で実用化されつつあるDAO(Defi)をうまく統合したモデルを作れないかということになります。
広告については、DeAdと呼びたいと考えておりますが、
ECについては、DeECと呼びたいと思います。
既に日本でも普及しているメルカリのようなP2PのECモデルがDeECでは実現できると考えております。
具体的には信頼度を表現した仕組みを導入する、既にDefiで実装されている証拠金方式を使って、色々なものを取引できるような仕組みが作れないかと考えております。
NFTのようなデジタルで完結する取引に対して、実際の物が動く取引においては、色々と考慮する要素が出てまいりますが、
既に普及してきたECの考え方に信頼度を何らんかの形で表現して、P2Pで取引をして頂くという考え方は、Defiのコンセプトを適用すると良い線までビジネスモデルができるのではないかと考えております。
残念ながら、暗号資産産業では秘密鍵の扱いなどに課題があり、ECの新しい方法として普及させるには色々な課題が残っていると思いますが、実証実験としてベトナムの富裕層向けトライできそうなチャンスを頂いておりますので、トライしてみたいと考えております。
ECを暗号資産産業のアプローチで
インターネットが革命を起こしたテーマに更に革命を起こすというのが私の目標ということになります。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO