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ガルシアの手紙

やり切ることについて、書かれている有名なエピソードですが、

「ガルシアの手紙」は皆さんご存知でしょうか?

アメリカ大統領の依頼をうけて、キューバのどこにいるかわからないガルシアという反スペインのリーダーに手紙を届けるというミッションを引き受けたアメリカの将校のストーリーになります。

実現不可能にも思えるミッションを、一切言い訳をせず、ただやり切るストーリーとして取り上げられるエピソードになります。

スタートアップのような挑戦をしていると、改めて、このエピソードを思い出します。

つまり、どうやって達成するかなんてわかるわけもない、他に事例がないので、参考になることはない、実際に挑戦する訳ではない外野が煩くて聞くだけ無駄というような状況とこのエピソードはそっくりだと思っております。

なお、このエピソードはもうひとつの読み方があり、優秀な部下はそう簡単に手に入らないという意味で読むこともできるかと思います。

確かに、私も色々な企業でリーダーをしておりましたが、ガルシアの手紙に出てくるようなアメリカの将校のような部下が過去いたかと言われたら、確かにいなかった(皆無に近い感覚です。言い訳が上手な方は掃いて捨てるほどだったかな…)のかなと思います。

故に、そんな部下がいたら皆さんも賛同頂けると思いますが、いくらでも報酬を渡したかったと思います。

やり切る力を持っている人々というのは、改めて稀少だと考えている次第です。


藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO


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