スタートアップでのオペレーション
久しぶりに、抑々論的な議論をしましたので日記的になりますが、まとめておきたいと思います。スタートアップでオペレーションといえば、という議論になりますがこれは、確かにそうかもねと思いました。つまり同じ言葉でも実際の内容はかなり異なり、これまでの経歴により得意な人とそうでない人にわかれるのだなと思いました。
1)戦略オペレーション
2)戦術オペレーション
3)事務オペレーション
3つとも大変企業としては重要なオペレーションですが、大企業では完璧に分業制になっており、エリートサラリーマンになると特に3については全くイメージが湧かないという状況になるようです。
一方で、たたき上げの社長(もしくは個人事業主)の方だと3がオペレーションの真髄と考えており、特に銀行からの資金調達には重要となるため、オペレーションといえば事務と考えるようです。
なお、スタートアップではこれまで誰もやったことがないモデルに挑戦することになりますので1から3全てを少ない人数で実現する必要が出てくるため、オペレーションとは具体的に何を課題としているのかを確認して議論しないと同床異夢という状態になります。
私は大企業出身なので正直に3には興味がなくて、そんなもん、誰かにやらせておけば良いと反応してしまうため、たたきあげ系の社長に、私はわかっていない、銀行から資金調達するには3が全てであり会社そのものを作るということだという反応にあい戸惑うという結果になります。
実際に、現在新しい会社の立ち上げに携わり社長候補の方に何が不安ですか?ときたらズバリ3でした。この方も超一流企業出身ですので、全く馴染みがないテーマが3となるため当然不安となるのだと得心した次第です。
なお、私のこの時点の結論はスタートアップには全て必要です。
挑戦してこれまでにないものを作り上げるには3つの要素が何らかの形で揃わないと成立しないと考えております。
このテーマもスタートアップを立ち上げていく上で、とても面白い(かつ重要な)テーマだと思っており今後研究して報告していきたいと思います。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO