スタートアップにビジョンは必要か?
これまた難しい論点だと考えています。
どのような姿になるかスタートアップ企業がイメージをしたとしても、例えば、3年後具体的にどうなっていたいかを考えても、まずそのような理想通りの姿にならない気がしてならないからです。
スタートアップの性質上、方針変更の連続(一般的にピボットと呼ばれています)になることが多く、なかなかどこに辿りつくのか読むことは困難だからです。
とはいえ、私のこれは意見になりますが、そのような状況においても、あえてビジョンを持つことは必要だと思っています。
困難の連続であるスタートアップ立ち上げにおいて、3年後にどんな姿、最終的にはどうなりたいというビジョンを持つことは重要です。すなわち、恐らくスタートアップの性質上、それは見る人から見れば、いわゆる『夢のような』ビジョンということになるかもしれませんが、持ち続けることは絶対に必要だと考えています。
ビジョンに、人が、お金がそして社会が動かされていくのではないかと考えて、日々、お会いする方々に私の夢(ビジョン)を語っている次第です。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者 CEO