スタートアップでも大企業でも難しいなと思うことは、社内で共通認識を持つことだと思います。哲学の世界で良く問題になる論点だと思いますが、普通に人間の認識は決して一致しないです。
これは、当然なのかもしれませんが、同じ現象及び状態を人により色々な解釈をします。
また、人間関係により誰がそのテーマをリードしているか、あるいは誰にメリットがあるのかなど複雑な人間関係の影響を受けます。
そして、これが一番問題だと思いますが、人間には色々な理由で本当の事を言わない傾向があります。(つまり完全な嘘の情報も混ざる)
とここまで書いて思いましたが、私が関わってきた多くの企業で社内の共通認識や真実と呼ばれるものを掴むのは改めて難しい事であった、あるいは至難の業であったと感慨深いです。
故に、過去何度か経営理念として至誠という考え方を導入したいとトライしてきましたが、これまた私が成功したことはないです。私が実はこの状況に悲観しているかといえば、違いましてそれでもいつか私には何か会得できるのではないかと考えています。
積極的にこの複雑な会社を経営するという挑戦を続けていけば何か見えるのではないかと逆にワクワクしております。
XDIのFPの皆様、お客様にはご安心いただきたいので、XDIのことではありませんという前置きのもとでお話すると、そのほかのスタートアップという小さい世界でも同じような現象(つまり色々な嘘が混ざり真実が何か見えなくなる状況)があり最近2ヶ月程度苦戦して参りましたが、結論は人間の残念な部分(嘘をつく)ではなく良い部分を見ていくのが改めて重要であり、私は積極的に挑戦して少しでも社会を良くしていきたいと志を新たにしております。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO
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