ステーブルコイン
海外製のステーブルコインが国内でも認められる方向になるそうです。(報道によると) 国内で発行されるステーブルトークンには既に厳しい規制が適用されていると理解しておりましたが、海外製のステーブルトークンが認められるとなると、国内のキャッシュレスの仕組みが強化されるのかと思います。 Web 3.0の普及に必要なテーマの1つが価値が安定したトークンと言われておりますので、今回の規制緩和により、国内におけるWeb 3.0の普及に向けた基盤が整うことになります。こちら世界の流れからみると日本は実は早く整理してきていると思いますので、国内でWeb 3.0が普及していく可能性が高まります。 CBDCの議論も進んでおりますので、国内においてキャッシュレスの推進が更に議論されると思います。
課題としては、マネロンなどのリスクにいかに対応していくかということになります。 国内において、有効な手段の1つがマイナンバーカードなどの公的な手段を有効活用した本人確認ということになりますので、デジタルを有効活用していくためのインフラが、国内でどんどん整理されているという見方もできると考えております。 ステーブルコインの本格的な普及に向けた取り組みには、マイナンバーカードのような仕組みの更なる普及が必要と考えており、並行して議論および、実際の導入が進んでいくと想定しております。 デジタルで明るい未来を描くチャンス(Web 3.0も含めて)がどんどん広がってほしいと、ステーブルコインの導入の報道を見ながら考えております。

藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO