セルフマネジメント術
同じ現象、或いは事象を見ても人それぞれ感じ方や価値観が当然に違うため、人により反応は異なります。身近な例で恐縮ですが、集まって会議をすると、
同じテーマに対して
1)前向きな人々
2)後ろ向きな人々
3)そして無関心な人々
の3種類に分かれると思います。
さて、更に具体的な例で考えてみましょう。
不動産投資の例で恐縮ですが、投資したら5年以内にリターンが500%以上という案件があったとしましょう。
前向きな人々は良い話なので検討したいという反応をします。
なお、後ろ向きな人々はそのような話は詐欺に違いないという反応をします。
無関心な人々はその議論の情勢によりどちらかの味方になりますが、意見は特にないという状況になります。
私は正直に基本的に前向き派です。
特にビジネスにおいては、常に前向きに物事を進めたいと考えてしまう傾向が強く、常に強い反発を招きます。
最近は、自分が超前向き派だとわかっておりますが、私の周囲には後ろ向きな人々であえて固めるということに気をつけております。
あまり、自分と同じレベルの前向き派の方々にお会いしたことは無かったのですが、最近は気のせいか自分と似たようなタイプの人々と交流する機会も増えたような気がしております。
なお、スタートアップという世界においては、常にチャンスを見つけることが仕事な気もしておりますので、最近自分の周りに似たようなタイプが少し増えてきたなと感じるのは必然かもしれないと思います。
チャンスにはリスクがつきものですので、自分と違うタイプを意図的に周囲に置きモニタリングして頂くのも重要だと考えております。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO