タイムマネジメントの極意というテーマで過去何冊か書籍を読んできましたが、効率良く詰め込むことばかりをこれまではどちらかというと考えて参りましたが、それで良いのかと考えさせられました。
本日は逆転の発想で、詰め込まないで、時間を有効に活用するにはという考え方もあるということを最近読んだ本(タイムマネジメント)でなるほどと思いましたのでこのテーマについて書いてみたいと思います。
現代人は、時間を有効に使う必要があるという先入観があるがゆえに、逆に有効に使えていないという結論となるという指摘です。
時間には限りがあり、無理に詰め込むと本当の意味で何も達成できない可能性もあり、逆に時間には限りがあるという現実を見つめて、本当にやる必要があることだけに時間を使いそれ以外は無視するというスタンスがとても重要であるという切り口について学びました。
テクノロジーの影響で、どんどん処理できるタスクは増えており、デジタルの進化で、簡単に時間が奪われていますのが現状であり、どんどん短気になっているのも現在の特徴ということになるそうです。
(確かに、メールやSNSにすぐに時間を使ってしまう方々も多いのかなと考えております。インターネットの初期の頃と比較して少しでも反応がない(表示やダウンロードが遅い)とイライラしてしまうのも事実かと思います)
これが結論(集中するべきこと)だというテーマを選ぶこと自体が実は難しいため、タイムマネジメントということを考えることは実はかなり深いなと考えさせられました。
なお、人間は集中できないように生物的には設計されているようですので、何かに特定の時間において集中するというのも難しいのも事実のようです。
極めることが極めて難しいのがタイムマネジメントという理解をした次第です。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO
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