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Hideki Fujii

デジタルカレンシーの将来性

ビットコインの値上がりが凄い勢いです。

過去(少し前)に触れた時には、時価総額は30兆円程度だったと思いますが、現在はすでに倍の60兆円となっている模様です。


フィンテックが好きな私としては、デジタルカレンシーが成功することは少し嬉しかったりします。今後どのようになってゆくのか、色々複雑な思惑が働いているのだと想像しておりますが、面白くなってきたと思います。

通貨とは共同主観的な存在だと、歴史学者のハラリ博士が指摘されておりますが、デジタルカレンシーも同様だと考えると新しい決済手段として今後定着の可能性があると考えております。


資産運用を考えてみると、伝統的な通貨つまり法定通貨で良いのか、デジタルカレンシーも混ぜるべきなのかかなり議論がされているようです。大企業(JP Morganやペイパルなど)もビットコインの将来のポジティブな見通しを出しており積極的に投資及び活用するというニュースも出ておりますので、今後ビットコインをはじめとしたデジタルカレンシーは投資対象としても熱いのではないかと予測しております。(JP Morganのアナリストレポートだと長期的にはビットコインはもっと値上がりする。今の更に5倍というような予測も出ております。)


なお、ビットコインについては、明確なプライシングモデルがまだ存在していないため、いくらが妥当なのかは全くわからないと思いますが、金を参考にして算出するモデルがあるようです。


ビットコインの価格上昇は素晴らしいですが、決済や送金に使うには値段が高くなるということは使いたくなくなる(つまり流通には適さない)という課題もあり、ブロックチェーンを活用したフィンテックという意味では、どのようなデジタルカレンシーが決済や送金において主役になるのかも興味深いです。


国際送金をデジタルカレンシーで行うことを研究しているリップルについては、米国のSECが否定的な見解を出しており値段が急落した経緯(2021年2月現在は、値段を少し戻しております)もありますが、何らかのデジタルカレンシーが今後、送金や決済の主役になるのは間違いないと思いますので、どのデジタルカレンシーが成功するのかも興味深いテーマです。


デジタルチャイナなどの中央銀行が発行するCBDCなのか?

Facebookが発行を目指しているLibraなのか?

はたまた、新しい勢力がでてくるのか?


私が実現を目指しているペイロールカードのテーマにおいてもデジタルカレンシーが関連してきます。


改めて、デジタルカレンシーに注目と私は考えております。


藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO


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