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デジタル時代のコンサルティング

デジタル時代のコンサルティングファームのあり方について過去書籍も上梓させていただいたこともあり、最近少しお手伝いしている仕事がデジタルを活用したコンサルティングとの関係が深いので、現在はどうなっているのか、仮説を書きたいと思います。


なお、地方自治体もデジタルということで盛り上がっていますので、私が書籍を出していた今から約4年前とは随分状況が違う部分もある印象を受けております。



そもそも、ITとデジタルの違いがどの程度浸透したのかという論点も重要だと思っておりますが、言葉の定義がはっきりしている訳ではないため、その点についても整理されていく必要があると考えて参りました。

なお、ITプロジェクトは大型プロジェクトで段階的に進んでいくイメージです。デジタルプロジェクトは、小型プロジェクトもしくは、小さく初めて段階的に大きくしていくイメージのプロジェクトということで私は定義しております。


デジタルを活用するには、既に存在している部品や環境を如何に活かすかということが重要で、ITにおいては既存の基幹事業に適用されるプロジェクトということになるとかと思います。


ITプロジェクトのわかりやすい事例が、時々問題になるみずほ銀行の基幹システムの刷新(あるいは統合)プロジェクトなどが典型的な例で巨大かつ長期間のプロジェクトということになります。

ITプロジェクトには課題が次々と現れるため、コンサルの仕事はPMO(Project Management Officeの略でプロジェクトの課題解決支援)ということになり現在でもとてもニーズがあると聞いています。

一方で、デジタル時代のコンサルティングとしては、小さく初めて大きく育てることになるため、デジタルを活用したプロジェクトの企画支援、そして、プロジェクトの実行支援(こちらはITプロジェクトのPMOと同じようなイメージになりますが、内容が異なる感じかと思います)となります。


ITと比較するとデジタルのテーマは次々と新しいアイデアが登場しており、コンサル業界としては提案のネタには事欠かない状況ではないかと思います。


現在のデジタルを活用したコンサルモデルのボトルネックは実際に動くものを開発していくところになっていると聞いてます。

どちらが先かという議論になりますが、再利用性が高いデジタルのライブラリーを多く用意できたコンサルティング会社が結果的に再現性が高く顧客ニーズを捉える企業になってくのかと考えております。


なお、この内容は4年前に予測していたことになりますので、現時点ではまだまだと言われているようですが、私が予測した方向に向かっている印象を受けております。

コンサル+Asset(デジタル部品)

のモデルがデジタルコンサルティングの標準になるという提言(仮説)が結果として実現していくという仮説を依然持っております。


藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO


#デジタル時代





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