現在の日本の国家レベルのデジタル課題は、世界の情勢から考えてみるとというテーマについて本日は書いてみたいと思います。
課題は多数あると呼ばれており、デジタル庁はマイナンバーカードの普及を論点にされていると理解しております。
なお、この観点については私も賛成ではありますが、状況的にもしかしたら優先順位が変わるかもしれないと考えております。
私が考える現在の国家レベルの優先課題はサイバーセキュリティになると考えております。
国家レベルという表現になるのが、サイバー戦争が現実のものになっており、今回のロシアのウクライナ侵攻でもサイバー戦争が話題になっております。
サイバーセキュリティと密接な関係にあるのが、情報の保護という広いテーマになりますが、情報の中には、色々なレベルの情報がありますが、お金に関わる情報も攻撃されることもあり、決済に関するインフラも守る必要があります。
SNSなどの情報操作などは場合によっては影響力は大きいのですが、まず国家として守べきは決済インフラや国家としてのライフラインに当たる機能を守っていくという部分に論点がかなりあると思っております。
なお、国家レベルで守る部分と民間でも関係してくるのが決済インフラであると考えており、サイバーセキュリティでどこを重点的に守るのかという議論が非常に重要になってくると思います。
今回縁があって、イスラエルのサイバーセキュリティ(軍事技術を活用されていることで有名)について教授頂く機会も頂いております。
先進国の事例や国家(内閣府)の戦略についても今後急速に整理されていくことが世界情勢的にも言えますので、元々重要なテーマだったかと思いますが、
当面、サイバーセキュリティ自体およびその周囲ビジネスはものすごく盛り上がるとも言えるかと思います。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO
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