トラストスコアの特許取得
およそ構想から、実際に取得するまでかかった時間は約2年となりましたが、この度、私が目指している世界観を特許申請しておりましたが、ついに特許の承認を頂きました。
プレスリリースは昨年末に既にさせて頂きましたのでご覧いただいた方も多いと思います。
実際には、申請してから一年もかからずに承認を頂きましたので、比較的にスピード承認を頂いたことになります。協力して頂いた皆さんに大変感謝しております。
特許の内容としては、信頼をスコアにして世の中の取引にかかるコストを大幅に低下させることを目指した内容となっており、私はこれまでのクレジットスコアを信用スコアと呼ぶのに対して、トラストスコアつまり信頼スコアという呼び方をしております。
クレジットスコアとトラストスコアの大きな違いは、過去と未来ということになります。
つまり、クレジットスコアでは過去の実績に着目してスコアリングするのに対して、トラストスコアでは将来の可能性を評価する手法として考えております。
実際には、色々なデータを集めてそこから、スコアリングしていくという手法面ではかなり類似してくる可能性はあると思いますが、そのビジョンや信念は全く異なるところに立脚しております。
信頼関係を、デジタルを介して成立させるためには、まさにブロックチェーンの世界観となりますが、トラストレスな仕組みでトラストを作り上げるなどのコンセプトも関係してくると考えており、取得できた特許の世界観を表現するデジタルプラットフォームの開発を今後目指していきたいと考えております。
既に、クロスデジタルイノベーションがプロダクトとして世に出しております東大式FPの仕組みにも今回取得できた特許の内容を一部取り入れてきましたが、今後より積極的に特許の内容を表現できるようにトライしていきたいと考えております。途中、特許を取得できるか自信を失いかけた時期もありましたが、晴れて取得できたことをとても素直に喜んでおります。実際のプラットフォームとして世に問うのはこれからになりますが、今はとにかく「嬉しい」の一言となります。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO