ビジネスモデルと特許
私が考えておりますビジネスモデルは可能な限り特許にしております。
この2年で申請をした特許は5件(プラス1件は申請準備中)になります。
内、3件が特許として認められました。
恐らくですが、残りの3つも特許として認めてもらえるのではないかと考えております。
なお、申請している内容は
1)スコアリングモデル デジタルツインと呼んでおります、本人の分身をデジタルで表現する手法として申請して査定(=特許として承認もらいました)
2)スコアリングモデルを前提にサービスを提供する考え方 所謂、DAOやDefiのような分権型のモデルで提供をしていく社会を想像して申請しておりますが、特許化した内容としてはこれまでの中央集権的な組織がサービスを提供する場合もカバーしてます。
こちらも査定頂きました
3)物理的なものを根拠にしたデジタルポイントを活用したビジネス
NFTをイメージして申請しておりますが、金などの価値があると思われる物理的な存在をデジタルポイントに変換して、NFTなどとセットでビジネスをする場合をカバーする特許となります。(こちらも査定済みです)
4)E Sports Bettingに関する考え方
1及び2の応用形態となりますが、所謂Oracleを前提にしてE Sportsに置いてメタバースで賭けを行う場合のハンディの付け方や、オッズを設定するための手法として現在申請をしております。
5)現実世界及びメタバースにおける経済活動全般、及び経済活動を前提としたステーブルトークンの考え方
1から4の考え方を拡張して、N次元(つまりメタバースも含めて色々な世界)における経済活動に対してサービスを提供するか、サービスから産まれる経済圏を活用してステーブルなトークンを発行するための方法として現在申請中です。
6)KYLの考え方
メタバース及び現実世界(N次元)を1つの世界としてアバター及び本人に対してサービス提供する仕組みと申請準備しています。
1から6までの特許に対応したシステム(プラットフォーム)の開発を今後目指していきたいと思いますが、
まずはなんらかのメタバース(事業提携で実現)を見つけて、デジタルツインを格納する仕組み(情報銀行)を用意して、KYL(こちらデバイスを配布が必要)を揃えていく必要がありますので、これからの挑戦は大変だと思いますが、
ある程度の勝算(少なくとも特許は取れている、あるいは申請したら取れるという感触がありますので)は感じております。
別途、正式にリリースする予定ですが、独自のメタバースの開発にも挑戦してみる予定となっております。
メタバースは今後競争が激しいエリアだと思いますので、可能な限り事業提携を活用するのが前提と考えておりますが、少し独自色を出すことにも挑戦してみたいと思います。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO