「ビジョナリーカンパニー」と言えば、経営学の名著として有名で、私も過去の著作は全て読んできました。
今回また、新しい著作が発行されたということで興味深く読んでおります。
この作品は実は、大企業向けの作品と今まで思って読んできました。
でも実はスタートアップに向けて書かれている作品でもあるということを発見しております。
偉大な企業も元々はスタートアップであったという事実を考えてみると当たり前といえば、当たり前なのですが最新作のビジョナリーカンパニーゼロを拝読してみてその思い(つまりスタートアップに向けたメッセージが含まれる)を強くしております。
序盤しか読んでない中で最も感銘を受けておりますのが、
コース1)人を信じる
コース2)人を信じない
という人生の生き方のスタンスの違いについてです。
私は明確にコース1のタイプです、周りにはコース2の方々がなんとなく多く感じるので間違いなくコース1タイプなのだと思います。
私は人を基本的に信じております。
あるいは、性弱説を信じておりまして、人は時には私を騙したり利用したりしようとする弱いものなので、できるだけ人を信じるというのが私の考え方です。
これで成功するかどうは、不明でしたが、私のような考え方もあながち間違ってはいないということなので安心しております。
スタートアップをやっているとこの人を信じるスタンスが良いのか、信じない方が良いのかという問題はすぐに直面する現実的な問題なので、この点だけでも収穫があるビジョナリーカンパニーゼロと思ったりしております。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO
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