現在進めているプロジェクトにゴールは無いと思っておりますが、それだと、プロジェクトという性質上問題ですので、最終的に達成したい中間目標のイメージでゴールを定義してみたいと思います。
当面目指しているのが、オラクルとスコアリングによりあらゆるサービスをDAOで提供することとしておりますが、
色々なDAOが登場したと仮にした場合に、DAO全体の最適化をするようなDAOをOptimizeするような仕組みが必要になると考えております。
既に登場している暗号資産業界のプロジェクトだとYearnと呼ばれるDefiの運用自動化の仕組み(Valuts)がゴールのイメージに近いと考えております。
NFTタウン上に展開されるであろうDAOを最適に運用して、DAO全体のバランスを取るような仕組みが必要になるという仮説で考えております。
色々な観点で今後考えていく必要があるかと思いますが、Defiの最適化のようにフィナンシャルの面で、DAOを最適化することが当面の目標になると想定しております。つまり、既に存在しているYearnをベースに何らかの付加価値をつけていけば良いだろうという想定です。
なお、現実の世界でおこる正確な情報から資金を運用していくとした場合には、理論的には現実の世界の運用自体の最適化もできるのではないかと考えておりますので、オラクルで現実の世界とバーチャルの世界を繋いで、最適化をするという考え方を追求していきたいと考えております。
一種の経済圏がバーチャル空間上に成立していたとしたら、DAO Optimizeの役割は空間内全体の戦略に応じた資源配分の仕組みとなると考えます。
現実の世界からのインプットを最適化するという意味でも何らかのコントロールを司る仕組みが必要と考えており、当初は資金の運用から考えていきますが、色々と考慮する必要があるだろうと想定しております。冒頭で触れましたが、この考察していくとプロジェクトのゴールが無いと考えることも改めてできるなと考えてしまいます。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO
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