ペイロールカードという規制緩和が行われるというテーマを何度か取り上げておりますが、日本を前提にして考えてみると
1)銀行がしっかりしている
2)先進国なので、インフレが激しくない
3)ATMなどがしっかりしており、キャッシュレスがなかなか進まない(犯罪が少ない)
という状況ですので給与をデジタル化して支払う
ペイロールカードというより。ペイロールのデジタルマネー払いというテーマの重要度があまりないように思われる気がしております。
最近の規制緩和の議論はどちらかというと、上記の日本のしっかりしたデジタルではないので仮にアナログマネーインフラがしっかりしているので、リスクが心配というところに注目が集まっている印象です。
日本を離れて海外に目を向けると
1)そもそも銀行がない
2)国によっては、ものすごいインフレ率(パンを購入するのに、スーツケース一杯の紙幣が必要)
3)犯罪や偽札の問題があり、キャッシュレスが進み安い(事例として適切か意見はあると思いますが中国などが典型的にあてはまると言われています。)
日本を離れてみると、実は論点が変わり、リスクよりもあまりに利便性は明確なので、ペイロールのデジタルマネー払いは一気にすすむ可能性は高いと思います。
日本に存在している先端技術を組み合わせて、世界最先端のペイロールデジタルマネー払いの仕組を作っていくことに挑戦をしているのが私と私の周辺にいる方々になると思います。ペイロールの情報はそれ自体が本人を証明する価値がある物ですので、その価値を引き出せるとものすごいことになります。
ペイロールデジタルマネー払いに関する協会を準備しておりますが、とてもやりがいのあるテーマだと考えております。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション最高経営責任者CEO
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