マイナンバーカードの活用は日本のデジタルの国家戦略の中心になっています。
機会を頂いて、マイナンバーカードの普及について支援をされている方々に現状をご教授頂く機会をいただきました。
感覚として、マイマンバーは利用してはならないというイメージが先行しており、活用してほしいという戦略を進めているマイナンバーカードの方もイメージとして活用してはならないという印象を持たれいることが課題と言われてました。
Web 3.0の活用についても国家戦略の一部として議論はされている状況ですが、まだまだ初期的な段階という印象があるそうです。具体的なユースケースとして実際に広がっているサービスが事実上ないと言えることと、その活用方法についてまだ整理がついていないということが原因になるそうです。
そのような中で面白い議論として、最も重要な中央集権的な仕組みであるマイナンバーの管理の仕組みと、Web3.0の考え方を統合してみるという取り組みです。
具体的には、マイナンバーカードの基盤と、Web 3.0において分散的に管理されているIDを紐付けるというテーマです。
意外という意見もありますが、Web 3.0が成立する世界では、データの信頼性を担保していく必要があり、マイナンバーカードのような仕組みは必然的にそのデータが本物であることを担保する仕組みということになります。
故に、Web 3.0の普及に向けて仮に成功するパターンがあるとすると、実はマイナンバーカードの活用をすることが有力なシナリオであるということになります。
考えてみるとマイナンバーカードの各個人からみた運用方法して、Web3.0の活用も今後あり得るということを議論させて頂きました。
自体体での実証実験において実際に提案してみるのもあり得るのではないかと、意気投合しており少し挑戦してみたいと思います。
興味深い、議論をさせて頂いた専門家の方々に感謝です。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 代表取締役CEO
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