メタバースと現実の世界
最近お会いしたスタートアップの社長と新しいビジネスモデルの議論をしております。
私が狙っておりますのが、メタバースと現実の世界のリンクをすることです。
考えていることは特許としても申請をしておりますが、現実世界の特定の場所とメタバースとの間にリンクを作ることです。
ポケモンGoの事例でもわかるとおり、地上からの高さを無視した場合には、技術的にはGPSを使うとメタバースと現実世界のリンクについては既に実現可能といえます。
私のチームはそこに、高さを加えて、特定の場所から出ないとメタバースにアクセスできない、逆に、特定の場所でないとメタバースから外に出ることができないという要素を加えていきたいと考えております。
イメージしているユースケースは大きく2種類です。
1つ目が、的確なデータを送る、受け取るための窓口にしたいということになります。(これは、一種のデジタルなトンネルの入り口と出口を保証するという考え方になります。)
2つ目が、エンターテイメントです。つまりゲームなどに活用して、もっと面白いポケモンGoが開発できないかということになります。
NFTの観点でも、特定の場所でないとミント(つまりNFT製造できない)ですとか、特定の場所でないと受け取りないNFTがあるとゲーム性がグッと高まると考えております。
説明しております、ユースケースをBLE付きのWifiで実現することを検討してきましたが、今回お会いしたスタートアップの社長が手がけられているカメラを加えると更に面白くなると考えており、是非一緒にやってみようという議論をしております。
実は、その社長はメタバースの日本の第一人者の弁護士でもあるということで、物凄いシナジーがある方とお会いできたと考えております。
どのように組み合わせるのが適切かはこれからの議論となりますが、
デバイスは、カメラ(+Wifi+BLE)として、
Web 3.0 型のメタバースを成長させるというビジネスモデルということになります。
ワクワクする出会いに感謝しております。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO