メタバース時代に必要なもの
今後やってくるであろうメタバース時代において、必要なことはズバリ
Trustであると考えております。
ブロックチェーンの登場により、Trustをデジタルで表現できる可能性が高くなったことは事実だと思いますが、まだまだ課題が多くて使い辛いです。
日本だと仮想通貨を保有している人々は4%程度であり、NFTなどの新しいテーマについて実際に保有している人々は推定になりますが、4%の20%程度ではないかと思います。つまり、人口の1%程度がコアな暗号資産ファンなのかなと想定しております。
Trustをブロックチェーンあるいはデジタルを活用して実現する方法が、Oracleを集めるデジタルツインと呼んでおりますコンセプトです。
真実のデータをOracleと呼んでおりますが、そう簡単に集めることは難しく、色々な工夫が必要です。
私が考えているアイデアは、
HR Tech及び
Heath Techの活用ということになりますが、
具体的には、
勤怠、人事評価、給与データを活用すること
健康診断の結果を活用すること
になります。
これらのデータをデジタルツインの第一歩として各個人がトラストレスな仕組みで管理できるようになると、デジタル世界におけるTrustが産まれるというのが私のアイデアで実際に進めていることになります。
メタバースの時代において、私が考えているOracleデータ群が揃うと、
メタバースでお金の相談をすることが可能
メタバースで健康に関する相談が可能
となるという効果から、サービス提供側も的確なサービスを提供できることになり、Trustが成立することによる取引コストが下がり、より効率的な世界が産まれるというのが私が考えております。
メタバースTrustモデルということになります。
時代を読み特許取得を続けてきましたが、割と実現に近づいてきております。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO