top of page
検索
Hideki Fujii

メタバース時代のビジネス

メタバースの時代に企業のビジネスがどう変わるの仮説を書いてみたいと思います。


メタバースが経済圏として独立するとした場合に、当然ですが、メタバースにおいて現実の世界と同一あるいは類似のビジネスが行われるはずであり、現実の世界とリンクして、現実の世界あるいはメタバースのビジネス(経済圏)を形成することになると思います。


前回、AIが鍵を握ると書きましたが、少し脇道にそれたそれたことを書きます。


AIはどのまで、これまでの人間の仕事を代替可能なのかという観点です。少し、メタバースが騒がれて、AIが人間の仕事を奪うというテーマが騒がれなくなった気がしますが、考えてみると、


情報を整理して、目的が最適な範囲において、最適な提案をすることはAIが得意とすることです。そのレベルが、だんだん人間と同じかそれ以上になっていくと言われております。


つまり、色々な情報をAIにインプットすることができれば、これまで人間では見つけることができなかった知見(英語だとインテリジェンス)を見つけることができることになります。


企業のレベルにあてはめると、企業に存在している色々な情報をAIが活用できる形でデータベース化すると、その企業の知見を持つAIを創りだすことができることになります。

仮に、ある特定の企業に関しては知識の面では盤石というようなAIを作ることができたなら、その企業はメタバースにアバターのコピーを展開してビジネスをすることが可能となります。


前置きが長くなりましたが、

メタバースの時代に企業の競争力を決めるのは、AIの育成力ということになるというのが私の仮説です。(当たり前と言われるかもしれませんが、、、)


古い言葉ですが、KMS(=Knowledge Management System)と呼ばれる企業の情報をまとめたデータベースを成長させる(AIが使えるとい意味では、データを補正する作業であるアノテーションは人間の役割となりますが)ことができれば、そのデータベースを活用したAIのアバターがメタバースで活躍しているはずだというのが、私の仮説です。


なお、メタバースがなくても、各企業の能力を引き出す意味で、AI KMSのような仕組みは必要で、歴史が古い企業であればあるほど競争力の源泉となる可能性があるかと、そのような時代において、企業は本当の意味で創造力で戦うということになっていくのかなと考えております。


藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO

閲覧数:3回0件のコメント

Comments


bottom of page