ニュースをみておりましたら、国内でもメタバースを推進したいという団体が増えてきているそうです。
そこまで、昨年の時点では盛り上がると思いませんでしたので、実は昨年の時点から注目してきたメタバースですが、今後しばらくは活況になっていくのだろうと思います。
まだ定義がしっかり定まっていないテーマであり、どのような形がその目指すべきところかはっきりしていませんので、団体(協会)のような形にして、そもそもどんなルールを定めるべきかの議論と、実際のルールの整備をしていくことも重要だと思いますので、このような流れは好ましいと思います。
なお、報道でも言ってましたが、団体が乱立気味になっており、かなりルールを整備するにもいろいろな方向がでてきそうな感じです。
なお、メタバースをWeb 3.0のテーマとして捉えてもらえているかどうかは実は明確ではありません。
Web 2.0型のメタバースの方が現在は存在としてしっかりとしており、イメージをしやすいと思います。Web 3.0型のメタバースはまだ世界的な潮流からしたらかなりマイナーな印象です。
なお、メタバースを新しい経済圏として捉えて、現実世界をコピーしていくという考え方をしていくと、実はそこには支配者はいないので、考え方としてはWeb 3.0のような方向もあり得るという議論になっていくのではないかと私は考えております。
ここまで、盛り上がってくるとは少し前までは思っておりませんでしたので、改めて、メタバースの今後に注目していきたいと思います。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO
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