不易流行とソサエティ5.0
「不易流行」という言葉があります。
松尾芭蕉の時代に唱えられたことで有名な言葉と理解しております。
不易とは変わらないこと
流行とは変化すること
考えてみると、私がいつも挑戦していることはこの言葉で表現されるなと思いました、松尾芭蕉の時代ではありませんが、
デジタルの時代は変化の時代です。次々と新しいテクノロジーが登場して新しい可能性が表れて変化していきます。ブロックチェーンもまだ主流となっておりませんが、ブロックチェーンの次の技術も議論されている状況です。(現在、私が注目しているのはブロックチェーンですが、次のレベルはなんとなく量子暗号などに注目するべきかと考えております。)
一方で、人間の存在自体はそれほど変わるわけでなく、また人間として目指すべき普遍の価値のようなものが必ずあるのではないかと考えております。
デジタルで私が実現したいのは不易流行の考え方を表現することであり、ソサエティ5.0などの理念なのだと考えております。
なお、芭蕉は近代文学の個の時代において、座の文学を目指したそうです。座の文学とは仲間との交流によりより素晴らしい作品をつくろうとするアプローチです。
クロスデジタルイノベーション及び、その他の取り組みで私が目指しているのもまさにデジタルの時代の座であり、人間(素晴らしい仲間)と交流する仕組みです。
私が目指していることと芭蕉が目指したことが似ているというのは非常に面白いと考えた次第です。
芭蕉が目指した世界をデジタルで実現するのが私のビジョンです。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO