世界通貨を誕生させること
フィンテック業界の究極だと思いますが、本日は思索を深めてみたいと思います。(妄想を膨らませてみると言い換えても良いです。)
小手先のフィンテックは多数あるのも事実ですが、究極の形態はズバリ
世界通貨を誕生させることである
と私は考えております。
デジタルを活用してお金を刷新する必要があるのは歴史の流れですが、これまでのお金の在り方を見直して、本質的な意味でのフィンテックは世界通貨だと考えております。
テクノロジー的に表現をするなら、私が考えている世界通貨は
1)デジタル空間上に経済圏を確立させて、そこで流通する通貨を作る
2)現実世界とデジタル空間をペッグする仕組みを確立させる
3)世界通貨として安定した価値(ステーブル)があり、誰でもアクセスできる(銀行は不要)
と考えております。
地球温暖化の問題などを考えた場合に、経済の発展を現実の世界で追及するのは危険でありSDGsの達成には、デジタル空間の経済圏であると考えております。
既に、デジタルゲームで稼ぐビジネスモデルが成立している国々もあると聞いております。(有名な事例がAXIE Infinity)
ゆえに、デジタル経済圏を構築することは可能であり、NFTなどの技術を使えば、現実世界とデジタル空間をペッグさせることは可能であり、
安定した価値がある、或いは価値の裏付けがあるデジタル経済圏をバックにすれば、安定した世界通貨を登場させることは可能であり、分権型の運営も一定程度可能な技術も存在しており(暗号資産産業におけるDefi)
私がイメージしている
価値の担保(裏付け)があり、安定した価値がある、銀行などの既存のインフラに依存しない世界通貨を誕生させることは既に可能であると言える状況です。
フィンテックの究極は私の妄想だともうすぐ実現できるのかなと真剣に考えております。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO