中国の古典から学ぶこと
中国の古典が好きで時々、論語などの解説書を読んでおります。
中国の古典に詳しい方からすれば、極めて素人であり浅学を晒すようで恥ずかしくもありますが、短い言葉(漢字)の中に深い意味と解釈の幅があり何度読んでも違う理解ができるというのが凄い魅力なのだと思います。
私の好きな、
知行合一や
知好楽
至誠
などの言葉は短いですが、その時の状況や解釈の仕方で色々な深い意味があり読む度に驚きを持って解釈をしております。
なお、ビジネスあるいは、スタートアップとしての成功も同じような部分があると思います。
つまり、日常の何度でもない出来事をどのように知覚して解釈するかで全く新しいビジネスモデルが産まれることがあるのが事実です。常日頃より、起業家の上級者になったつもりで何気ない事象の解釈をするように努めておりますが、まだまだ見えないと思っております。
きっと何か透き通る世界のようなものがあり、ある時、急に見える日が来るのではないかと思い日々悶々と考えていると言いたいところですが、気を抜くとあまり深く考えずに日々を過ごすことが多いのは私のような凡人の課題だと考えております。
見えるためには、色々なセンサーや、これまでにない切り口を見つける努力も必要かと思い日々(正直に時々)考えてみております。
ヒントになるのが、私には実は中国の古典ということになります。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO