主役は貴方です!
私がこれまでの経験で、特にコンサルティング会社を立ち上げて経営してみた経験で、皆さんに伝えたい言葉があるとしたら、ずばりこの言葉に集約されます。

自分が主役だとしたら、どうしたいかを考えて自ら提案して実際にリードしてほしいと常々伝えてきました。
事業会社にいるなら、やりたいことを提案して予算を確保して実際に成果を出すべくトライして欲しいと私は考えています。私はやりたい事を提案(必ずしも予算関係でなくても良いですが)して通せるような人材と仕事をしていきたいという切なる願いを持っています。
私が経営理念に使う言葉としては、例によって中国の古典より「至誠」です。
自分が主役であると考えて、他人事ではなく何かを進めるにはどうするか全力で検討して実行する参画意識を持った人々を集めたいですし、そんな会社が世の中にあるとすごいコンサルティングファームになるのではないかと考えて常日頃力説してきました。
残念ながら成功したかと言えば、まだまだ志半ばだったかなと自己評価しています。
自分が世界の中心であり主役であるという考え方はつきつめて欲しいと私は真に思っています。テクノロジーどうのこうのでなく、主役は自分であると捉えて行動することは必須だと確信しています。
参画メンバーが、主役が自分だと考えていない場合起きる悲劇は色々な事業会社で散々みてきました。
私が知っている範囲では、これは他の部門の仕事だとか、自分より立場が上となっている人々の問題だとか、自分のことと捉えていないため、何の目的ももたず他人事の意見を言って邪魔する残念な人々(私がいた保険会社にも保険会社以外の事業会社にも)を多数みてきました。
恐らく、
失敗を極度に恐れているため産まれた「私は脇役である」というマインドセットを持った人々を私は「残念な人々」と呼んでいます。(大変失礼な表現かもしれませんが、社会を発展させることは無いという意味で敢えてそう表現しています。)
また、そのマインドでは人生の意味を追求するようなことはないので、極論、生きる意味はあるのでしょうか?
主役は自分であるという意識変容を起こすこと。
これこそが、私が仲間を集めて実現しなければならない使命なのだと考えています。
藤井秀樹
パクテラ・コンサルティング・ジャパン株式会社 取締役
パクテラ・アジアパシフィック・ホールディングス株式会社
パクテラ デジタル イノベーション最高経営責任者