事業を長く続けること
スタートアップの話をよく書いている私ですが、本日は逆に長く続いている会社について書いてみたいと思います。仕事柄、いろいろな社長にお会いします。特に、私の場合は創業社長と言われる事業を立ち上げて上場されている社長にお会いする機会も多いです。
上場したばかりの社長もいれば、上場してからかなり時間が経過されている社長もいます。
日本の場合は、マザーズの上場基準がゆるい関係で、上場をゴールにしているような社長も時々お会いしますが、総じて、私が納得(共感)しているのは
1)上場はゴールではない、上場してからがスタートである
2)上場したら自由に経営できないと思っていたが、実際には過半数を押さえていれば思ったより経営の自由度は高い
3)長く続いている会社な何かが違う、特に家訓と呼ばれる一族の考え方がしっかりしている
などなどありますが、私としてももしスタートアップを上場させるなら上記のような考え方を念頭にしていきたいと考えている次第です。
一代で終わる企業ではなく長く続いていく企業を作るにはどうするかというテーマはスタートアップの時代を乗り越えて、次のステージに至ったときのテーマなのでまだ実はイメージが湧いておりません。
でも長く続く会社を作るとしたら本日説明したような心構えは必要なのではないかと感じている次第です。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO