「人を動かす」
というテーマで本日は書いてみたいと思います。
思えばマネジメント経験が長くなった、なんだかんだ約二十年の経験がある私ですが、極めることは難しいなと思っておりましたら、先日、若い起業家の方(大学の後輩でもありますが)から質問されました。
その方は、大学時代から起業しており一度も企業で働いた事がないため、最近事業を拡大して人を雇ってみたら苦労するのが、採用した人材に動いて頂くことです。
よくマネジメントやリーダーシップと言われるテーマだと思います。
私の回答は、諸説あり何が正解かはよくわかりませんが、私の経験で良かった本と手法は
1)人を動かす (デール・カーネギ−)
2)7つの習慣 (スティーブン・コーヴィー)
という名著に感銘を受けているという話をさせて頂きました。
その後、最近読んだ本だと(=私の実際の行動に1番近いかなと思っているのが)
3)最高のリーダーシップ (スティーブン・マーフィ重松)
ではないかと思います。
マネジメントやリーダーシップについて私が答えだと思っている事は紹介している三つの本に共通しているメッセージだと思いますが、
自分らしさを正直に表現して、動かそうとするのではなく動いて頂けるようになることを目指すことだと思っています。その為には、マネジメントには我慢や執念が必要だと考えているということです。(若い起業家の方にも説明しましたが…)
自分自身の成熟度を高めながらも、思い通りにいかないビジネス(これは、部下が思い通りに動いてくれない以外に、特に起業家が挑むような新しい世界においては)では、自らが粘り強く理念を持ち続けることと、忍耐力も不可欠であると考えています。
つまり、人を動かすには執念や我慢も重要だと考えています。
藤井秀樹
パクテラ・コンサルティング・ジャパン株式会社 取締役
パクテラ・アジアパシフィック・ホールディングス株式会社
パクテラ デジタル イノベーション最高経営責任者
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