保険業界のDX
私が幅広く経験させて頂いた業界は保険業界となります。(過去の何度も述べておりますが)
デジタルトランスフォーメーションがどの程度進んでいるかといえば、恐らくまだまだという結論になるのかなという仮説を持っております。
昔いたコンサル業界を離れて(厳密には、コンサルティングの現場も離れて約8年)おり、最新の動向などうなのかなと思い、最近機会があり、大手コンサルティングファームのパートナーの方々に状況を伺っております。
巨大なシステムが依然存在しており、デジタルと呼ばれるどちらかとスピード重視のテーマとの相性も良くないということもあるかと思いますが、なかなか本質的な意味では進んでいないようです。(つまり、まだ紙でのビジネスが結構行われているということになるそうです。)
これまた保険業界の現場(この場合、保険会社という意味ですが)を離れて約11年となりますが、これまで私が学んできたデジタルを活用して現在の保険会社のどちらかといえば、本社組織をデジタルトランスフォーメーションするとしたらどうするかの仮説を考えていきたいと思います。(こちら、少しそのチャンスを今後頂けそうであり、とても興味あるテーマであるということもあり)
なお、私がこれまで関わってきて、現在ノウハウを蓄積して業界に貢献できる可能性があるのが
1)AIの活用 (保険業界の平均的な人々より広く、経験があると思います)
2)サイバーセキュリティ・サイバーインテリジェンス (こちら特に、営業の現場に必要だと考えており、営業現場の方々よりも私に経験とノウハウがあると思います。)
3)Web3.0 (こちら最近最も力を入れていることで、保険業界の方々よりは経験及びノウハウがあるかと考えております。)
保険会社の内情を深く理解しており、上記のようなデジタル技術の活用に関して知見を積んで参りましたので、色々なことを提案できると同時に、実際にプロジェクトにしていけたらと考えております。
なお、
4)所謂、決済関連のFintech活用というテーマについてもかなりチャンスがあると思っております。(日本の独特の決済の仕組みも色々と刷新されつつあり、保険会社としては大幅なコスト削減と、新しいチャネルを手に入れるチャンスがあると想定しております。)

保険会社の各機能ごとに少しずつニーズは異なるかと思いますが、共通している部分もかなりあると想定しており、AIの活用などは特に初期に体系化(現在の技術でできることで、保険会社にインパクトがあること)をできるのではないかと考えております。
保険業界のコンサルティングの現場を離れて約10年(厳密には最近の8年ですが数字を丸めると)が経過しており、業界のパートナークラスの方々はほとんど知らないという状態になり浦島太郎ですが、機会を頂いておりチャレンジしてみたいと思います。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO