個人情報の価値の運用
個人情報の価値を引き出し、運用するというコンセプトを情報銀行と呼んでおりますが、本日は運用するという部分について考えてみたいと思います。現実の世界での運用では伝統的なアセットクラスでの運用、つまり株式や外国株式、債券、外国債券の組み合わせが一般的になります。新しい、アセットクラスである暗号資産については現時点で賛否両論でており、まだ資産として認めるべきか、否という議論が続いている印象です。
現実的な問題としてあまりに価格変動が激しいので、資産として見なすことができるのか、ただの投機になるのかという議論に決着がつかないのかなと想定しております。
その状況を変える可能性があるのがDAO型のDefiです。
実は、Defiで最近導入されているAMMという考え方自体は、アセットクラスを変えて現実の株式や債券に適用可能です。
更に、株式や債券をトークン化すること、ここ数年でSTOと呼ばれているテーマです。(STOはここ数年キーワードとして流行しましたが、日本においては規制が厳し過ぎるのか仮想通貨業界の流行からはもう話題に上がっていないという印象です。)
なお、今注目するべき技術No1と呼ばれるテーマであるNFTは株式や債券に適用することができます。
ここまで前振りしましたが、
私が目指すべきビジネスモデルは
NFT+Defiを現実のアセットクラスに適用すると同時に、暗号資産産業のトークンをハイブリットにしたモデルに挑戦することであると考えております。
個人情報の価値を何らかのトークンに変換して、
トークンを預ければ預けるほど、ガバナンストークンがもらえる。
また、ガバナンストークンは運用することで、複利で価値が上がるというモデルが可能です。(この説明はまさに現在のDefiの主流であるUniswap等の考え方になります。)
各個人の情報をNFT化して、必要な特徴(これ実はスコアリング)を取り出して、特徴に対してサービスを提供する(=特許追加出願済み)
個人情報を活用するビジネスモデルは、今まさに流行を始めている(or 既に流行している)
NFT
Defi
スコアリング
を組み立てると完成していくと考えております
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO