コンサルタントとしての活動期間も長かった私ですが、振りかえって今更思う反省を書きたいと思います。
1)事実を把握することは難しい
2)事実をそのまま伝えていくことも難しい
3)把握したと思う事実をもとに提言をして
4)更に実行して頂くことも難しい
1から4までがコンサルタントの仕事の一般的な流れであり、これは新規事業や業務改善を任された一般的なホワイトカラーの仕事となるかと思います。同じ経験をしている方々も多数いて本当に、難しいと思いますが、私から言えるTips(コツ) は、ひとつだけです。
それは、冷静に客観的にフェアに中立に曇りのない心の状態で仕事をすることです。
(私が武士道と呼んでいる精神状態です。)
繰り返しますが、事実を把握して、その内容から提言をまとめて実際に進めていただくということは過去からずっと私が行ってきたことですが、残念ながら今でも私はこうしたらよいというコツをあまり説明できません。故に、1から4までのステップにおいて私はこうすれば必ず成功するということを言うことはできそうにないと考えております。
唯一、過去を振り返っても今後を考えてもできることがあるとしたら、精神統一つまり武士道の精神で状況を眺めて行動をすることしかないかなというのが私の提言です。
企業という組織は色々なステークホルダーが混ざりますので、何が正しいのかすぐにわからなくなりがちな環境であると考えます。
久しぶりに放映をしていたドラマ、半沢直樹をみて本日書いたようなことを考えてしまいました。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO
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