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Hideki Fujii

市民権を得たWeb3.0

色々な方々とWeb 3.0の今後に議論させて頂く機会を最近立て続けに頂いております。


まだまだ、これからですが、3年前に私がアイデアだと思って始めた頃よりは、かなり市民権を得たと思います。


デジタル庁や政府(自民党)などが、Web 3.0に関して研究を行う仕組みを整備されていたり、NTTドコモを中心にWeb 3.0の協会が立ち上がっていたりするので、これまでと比較するとトレンドとして大きくなってきているのは事実かと思います。


昔からお世話になっております、保険業界の先輩達に、Web 3.0について説明する機会がありまして、説明させていただきその可能性について理解をして頂きました。


なお、Web 3.0はまだまだ発展中の概念だと思いますので、私が理解している範囲及びその解釈について伝えてみたといことになります。


私が考えたのは、Web 3.0とは元々の保険業界のイメージであると説明しました、保険の歴史を遡ると相互扶助の考え方で、みんなでお金を拠出して助け合うというモデルがスタートです。


集めた資金については、ガバナンストークンとような考え方で、選ばれた人々で管理運用するというモデルということになりますので、かなり現在の想定されているWeb 3.0(DAO)の理想形に近いのではないかという思うという説明をしました。


運営方法以外に、Web 3.0の論点の1つである、個人情報の価値を個人に還元していく可能性について説明させて頂きまして、各個人は自分の所有物である個人情報に保険をかけていくことが必要となるという議論をしました。


マイナンバーカードのような国の仕組みとも紐付けて、個人の情報を個人で管理する仕組みを構築して、その個人情報をお金に変えていく仕組みと元々の保険の考え方は相性は良いという仮説を議論させて頂いた方々と考えております。



保険制度には国のサポートが現在必要(法令上)ですので、分散型の保険を事実上運営するには、中央集権的な国の支援は必須となります。


どのようにすれば、個人情報の価値を見出し、この個人情報を分散型で管理しながら、分散型の保険を開発していくか検討する活動を提唱してみようということになっていまして、継続して研究して、実現を目指す挑戦に仲間を増やしてみようとなりました。


すごい先輩達にとても感謝しております。


藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 代表取締役 CEO

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