暗号資産業界
あまり詳しいわけではなかった暗号資産業界ですが、、、
自分でやってみて、いろいろな整理がされていないと思います。
一番大きな本質的な課題は、通貨はいつかデジタルになると言われておりますが、まだまだどのような形で実現されるのが見えません。
(先日、日比谷公園で面白いものを発見しました。1924年頃に1,000円程度価値があった石貨だそうです。大きさは1メートルぐらいある円形の石で、重さは100Kgありそうな、、、)(アナログの時代もあったんだなと)
通貨が論点となると、現在、世界的に問題になっているのは2つだという印象です。(こちらに関しては人によって意見が分かれると思いますので、あくまで私の目線では)
その1)KYC/AMLと呼ばれる、不正な金融アクセスをいかに防ぐか、伝統的な金融基盤を活用して不正なアクセスをする人々を如何に検知して防ぐか、特に、国際送金となるといろいろなチェックの連続となり、現時点でコストを下げるのはとても難しい挑戦かと思います。
その2)Financial Inclusion そもそも、金融サービスにアクセスでいない人々、世界を見渡すとかなりの人口(確か20億人)がそもそもの金融サービスにアクセスできない状況であり、その課題を解決したいというニーズは強くある気がしております。(=日本に暮らしていると気がづかないのですが、、、)
このような論点の解決となるのかは、まだ不明ですが、
デジタルな通貨の一種として登場したのがブロックチェーンを活用したビットコインをはじめとしたデジタルカレンシー群です。
資金調達の手段としても新しい手法として使えるということで、
グローバルレベルのクラウドファンディングが可能となる仕組みが、仮想通貨を発行して資金を集めるプロジェクト群です。
日本国内では既にICOと呼ばれる、取引所を経由しない資金調達は禁止となっております。
世界を見ると、ベンチャーキャピタルや既に仮想通貨で成功した人々がエンジェル投資家となり新しいプロジェクトに投資するというエコシステムがどうやら完成しているような印象です。
Web3.0と呼ばれる技術自体は日本でも当然活用可能と想定しており、私としては、世界に負けないようなアイデアと共に、世界レベルで資金を集めて挑戦してみているのが現在の状況ということになります。
この2年間関わっていろいろな学びがありましたので、今後も情報共有(=私の経験)をしていきたいと思います。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO