テクノロジーの自然な流れとして、暗号資産産業とAIが組み合わせたビジネスモデルが出てくると想定しております。
特に、現在人気のNFTとAIを組み合わせたビジネスモデルは必然的に必ず出てくると思います。
少し調べた感じだとまだあまり事例がないようなので意外な印象を受けておりますが、NFTのコンテンツにAIの機能を加えると考えた時に、
1)アート作品に会話する機能を設けて、更に独自のコンテンツにする
2)ビジネス的にNFTをIDとして、NFT Avatarでビジネスを行う
3)NFTコンテンツを作成するAIと共同でコンテンツ開発する
などなど、色々なアイデアが思い浮かびます。
個人的にできるだけ早く実現したいのが2)のビジネスへの適用です。
メタバース空間に、AI NFT Avatarが集まる区画を作り専門性の高いサービスを提供することをイメージしております。
私が得意なテーマであるお金の専門家を紹介するモデルをメタバースで再現して、メタバース上で有名なFPの代理(Avatar)に相談するようなことを実現したいです。本人の能力を可能な限りAIにコピーすることが重要ですが、技術的には、古くからあるKMSの技術を活用すると同時に、データの整備をするアノテーションで実現できるため、このアイデア自体は技術的なハードルは低いのではないかと考えております。
なお、声で表現すると音声技術や、実はAvatarで本人の性格を表現する技術なども取り入れることもロードマップとして可能であると考えております。
Avatarも大事ですが、本人にお会いして頂くことも大事だと考えておりますので、ビジネス的に考えると、色々な課題もあると思いますが、チャンスも見えてくると想定しております。
なお、3)のモデルについてもNFTを創作する方々とAIのコラボというモデルは実はこれまでにない可能性があると考えております。
1つの基本的な作品に1万種類のバリュエーションをつけるなどの作業もAIなら一瞬ですので、考えてみると今流行しておりますクリプトエイプスなどで既に使われているのかもしれないと思ったりしますが、アイデアとしては良いのではないかと考えております。
これから、時代の必然として
NFTとAIが出会ったビジネスモデルが色々と出てくると思います。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO
Comments