東大式FPのB to Bモデル
私が提唱している東大式FPのモデルは、実はB to Bの世界でも通用すると考えています。
実際にできるかはやってみて証明するしかないと思います。
例えば、マッキンゼーという会社はコンサルティング業界では知らない人がいないブランドのひとつだと思います。それでも、私はそのモデルよりもあえて優れたモデルを実現したいと思います。優れているという意味は、究極的には2つだと思っています。
1つ目が、知行合一である事、
テーマがグローバル規模でワンファームとなっているマッキンゼーより優れているという目標は良い目標だと私は考えています。(マッキンゼーも含めて色々なファームに仕事を依頼していみてわかっていますが、今のコンサルティング業界でそのコンセプトで頑張っているのはマッキンゼーだけかもしれません、ただし、ビジネス面ではど素人感が漂う集団だということがポイントです。)
2点目の観点は、
費用対効果だと思います。
投資する時には投資し、無駄な投資を抑えるというのがビジネスにおいて重要ですので、勝負する時にはマッキンゼーよりも高いフィーを、そうでない時にはどこまでもコストを抑えていい仕事をしたいと思います。マッキンゼーに仕事を依頼して見ると分かりますが、値段の高さは素晴らしくお高いと思いますが、必要な時にはそれもよいと私は考えております。
スタートアップを育成する必要がある日本におけるひとつのイメージとして、知行合一と費用対効果(必要な時にはリスクをどこまでもクライアントと共に取る)を追求するB to B向けのサービスはあってもよいのではないかと思っております。
そのサービスの根幹はチームだと思っております。
マッキンゼーのワンファームの考え方には賛同しておりますので、今回はマッキンゼーを例に取り上げましたが、私は彼らと何度か仕事をさせて頂いた事があり、基本的に好きなファームであるが故に、それを超えるしくみを作りたいと考えている次第です。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO