正確な情報を得る
突然ですが、皆さんは本当に有益な情報を得るために何か工夫されていますか?

経済学でコースの定理と呼ばれる問題だと思いますが、信頼できる情報を簡単に取得できない場合には、その専門リソースを内製化した方が良いという考え方になるとあったと理解しております。(正確な理解ではない可能性があり、恐縮ながら…)
資金力のある大企業ならまだしも、一般的な個人が何でも内部化(個人の場合は自分で全て勉強していく)するのは無理だと考えています。
本日言いたいのは、誰でも正確な情報が手に入る社会になったら素晴らしいなということです。
例になりますが、専門家ではない人々が、不動産投資をしようとした場合、偽物の情報が多すぎて、玉石混交で真贋の程がわからなくなるという経験を一度はするはずです。
不動産には、色々なパラメーターがあり成功する法則も千差万別だと思いますが、実際に投資してみようとトライしてみるとあまりにも偽物の情報が流れていることも多いです。偽物の情報を使って儲けようとしている不動産業者は残念ながら多数あり自力で本物を見極めるのは非常に困難が伴います。(私も自分で実践してみましたのでこの苦労は良くわかります。)
国内不動産ならまだしも海外不動産となるとその複雑さは尋常ではないと思います。実際に私は少し海外の不動産にも投資しておりますが、国内と比べるとまだまだ小規模です。
私の経験から言えることは、近い将来にAIから正確な情報が提供されるにしても、信頼できるパートナー(人間)を見つけて、信頼できるパートナーにお願いするというケースが散見されるであろうと思います。言い換えれば、人間同士の信頼をデジタルで構築ということに拘っているのは、近い将来にAIが活躍するにしても必ず人間は不可欠であると想定しております。
藤井秀樹
パクテラ・コンサルティング・ジャパン株式会社 取締役
パクテラ・アジアパシフィック・ホールディングス株式会社
パクテラ デジタル イノベーション最高経営責任者