かなり久しぶりかと思いますが、中国の古典について本日は、なるほどと思ったエピソードがありましたので取り上げます。
中国では、名宰相と呼ばれる方々がいますが、その中でも有名なのか、斉の国の管仲となるかと思います。
桓公というのが斉のトップでこちらも有名な方ですが、その成功を支えたということで有名なのが、管仲という宰相になります。
管子という、彼の言語をまとめた書物が有名ですが、取り上げたい内容は、国を豊かをするにはまずは国に人が集まるような豊かな国を構築することにあると当時から指摘されていたことです。
この内容は現在社会にも当たり前のように当てはまるのかなと思います。経済発展が著しい中国が今後平和を維持するためには、改めて国の成長が重要と言われており、国の成長が止まるとなると、台湾への侵攻が現実になるのではないかと言われております。
ロシアのウクライナ侵攻もまさかの事態ですが、歴史的に考えてみると、豊かな国を維持できなくなると、他国に侵略するということを繰り返すのは現在でも当てはまる法則であると言えるのかと思います。
豊かな国を維持することが平和につながるということを当時から見抜いていた、菅仲は改めて偉人であったと、現在の世界情勢を見ながら考えさせられております。
平和な世界の実現には、過去の歴史から学ぶことも改めて重要なことであると思います。
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO
藤井秀樹
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