生成系AIの登場により、なるほどと思ったことがあります。
それは、改めて人間は言葉で考えているということです。
はじめに言葉ありきというキリスト教の有名な言葉がありますが、言葉は神であると言えるのではないかと改めて得心しております。
生成系AIのインプットとして言葉を選ぶとその内容から独自の画像や今や動画も可能になっています。
AIがどのようにそのような画像を選んだのかは、現段階の研究だとまだよくわからないということになると理解しております。
新聞に掲載されていた内容となりますが、言葉で足りない時もあるという切り口もありますので、次のステージでは言葉に加えていろいろなイメージをAIにインプットすることで、新しいアウトプットが創造されていくのかと思います。
読書好きの方々にしか伝われない内容と解説されていましたが、本を読んだ時に、書いてあることは理解できるが、言葉が深いところに入ってこないというような状況になることがあるそうです。
そのような時に、絵画の色彩や構図をインプットすることにより、言葉の内容が心に深く入ってくるというような現象を経験することがあるそうです。
生成系AIも言葉に加えてイメージを有効活用することで、より人間の心に深く入るようなイノベーションを近いうちに起こすことは間違いないのだと思います。
現在、プロジェクトとしてAIを活用してコンテンツを開発するという企画を議論させて頂いております。
将来、AIが人を感動させる映画を創造する日もあるのかもしれません。
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO
藤井秀樹
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