私が考えるビジネスの奥義
私がまだわからないことについて書きたいと思います。
ビジネス経験は約20年以上となりましたが、すばり【奥義】とは何かという話になります。
わからないこととは、
今回目指しているビジネスモデルが巨大かつ複雑であることを考えるとどこまでを自分で頑張り、どこから事業提携で進めるのかというテーマになります。
デジタルの時代、素晴らしいテクノロジーは溢れており、素晴らしいテクノロジーを組み立てて一つのビジネスモデルに仕上げるのは1つのアートと言えるくらい答えがないような気がしております。
私が現在進めているのは、
1)顧客タッチポイントとなる営業の方々をプラットフォームで提供できるようにする
2)新しいFintechの仕組みであるペイロールカードを提供する仕組みを整えて、顧客タッチポイントで展開を目指す
3)スコアリングモデルの特許を磨き、これまでにないサービスを展開するための仕組みの完成を目指す
1から2、
2から3と難易度がどんどん高くなり、とても自力で取り込んで行おうとすると実現は無理だと考えておりますが、どこまで自分で頑張りどこから先を外部に協力仰ぐのかがわからないことであり、芸術の領域ではないかと思っていることです。
いずれにせよ、当初はたいした資金の力もありませんので、いかに資金を使わず目標に向かって旅をするのかも苦労している点となります。不思議なことですが、頑張っており、ゴールの話をしていると不思議と色々な人々が私に示唆を与えてくれると同時に助けて頂けるのも事実です。
官民一体の取り組みも今回必要であると考えて取り組んでおりますが、どんどん複雑化していくプロジェクトの中で、改めて重要なのは、
志を持ち、諦めずに、少しずつでも前にすすむこと
課題と解決はセットでやってくることを理解すること
そして、感謝の気持ちを持ち続けて色々な人々を巻き込んでいくこと、
それでも資金調達のアートを極めていくことも重要
というのがこれまでの時点で私がビジネスの奥義と考えていることです。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO