スタートアップの資金調達および、バリュエーションについて書いてみたいと思います。
先日報告していますが、XDIでも資金調達はしております。
次のラウンドに向けて、XDIの企業価値をいくらぐらいにして資金調達に注力すべきかというのが、私に課せられた最大の悩みです。
教科書的には、株式での調達だけでなく借入での調達が早くできるようになることがスタートアップの目標になります。
最近のトレンドとして、大規模な株式での調達でどんどん投資しながらスタートアップを立ち上げるモデルは難しくなってきているようです。そのような傾向から、借入も含めて、如何に資金調達ができるのかがスタートアップの重要なスキルになっているのかなと感じております。
XDIですが、銀行からお金を借りるのは今のところ短期的には大規模は難しい感触ですので、少し株式での調達を頑張ろうと思っております。
株式での資金調達となると問題となるのは、株式の価値をどの程度に設定するのかになりますが、これがまたアートになっておりまして、スタートアップの株価なんて本当に根拠ないと思います。なお、上場している株式であってもなかなか適正な株価を予測するというのは困難なので、スタートアップでの困難さは本当に難しいと思います。
起業家の頭の中にしか見えていない企業の価値を説明して、その値段の根拠を投資家に説得して決まるのが、特に初期の頃の企業価値となります。
企業価値の算定(特にスタートアップにおいては)は改めて、難しいと思いますが、資金調達のアートを会得していきたいと考えております。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO
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