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Hideki Fujii

書籍紹介

本日は、書籍紹介となりますが、新ためて最近書いていることや、考えていることを体系化して説明するには素晴らしい内容だと思いました。



世界 2.0 佐藤航陽

有名な起業家にして、正に現在メタバースに取り組まれている方ですので、とても私に取り参考になりました。


私としては、メタバースを考えることは、世界を考えることで、世界がどのように成り立つのかを追求することだという筆者の主張にとても同意です。

メタバースは、神の民主化という表現がされておりましたが、私が考えたのが、データを民主化するために、デジタルツイン(各個人の正確なデジタルコピーのイメージ)と呼んでおります、現実世界のデジタルコピーを完成させて、デジタルツインを活用して世界自体を再現すると新しい経済圏が産まれてその世界は現実の世界も変えていくはずだと考えておりますが、その基本的に考え方に筆者なら賛同して頂けるのではないかと感想を持っております。

今流行している、NFTやブロックチェーンの技術、そしてWeb 3.0の考え方の上位概念が世界を再度設計していくメタバースで整理の仕方として、


テクノロジー、感情、経済の3つのベクトルによって人間社会は引っ張られると表現されており、少し補足すると感情とは人間社会のあるべき姿を考えることであり、経済とはリターンを考えながら、テクノロジーが活用され次の人間社会が設計されていくと考えると良いと書かれておりますが、


世界の貧困格差(感情)を、メタバース(Web 3)(テクノロジー)を活用して、参加者の皆にリターン(経済)があるモデルを構築していきたいという私の考え方も間違っていないと喜ばしく思ったりしております。


色々な観点を取り上げたいところですが、長くなりますので、筆者の先見の明に感動すると同時に、私が考えてきたこととの類似性、そして今後どう考えるべきかを整理できるという意味で素晴らしい書籍だと思います。


読書は繰り返し同じ書籍を読んでも発見があると言われますが、繰り返し読んで考えていきたい書籍です。


藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO

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