楽天知命
最近知り合った、スタートアップの挑戦されている方の話を伺って改めて、
中国の古典で言われるところの、
楽天知命だななと思いました。
その方は、弁護士の資格を持ち、既に有名な弁護士事務所で働かれていた方なので、その弁護士事務所にずっといれば安定感および報酬水準においてもかなり(=その事務所の報酬が高いことは別ルートからも聞いており、日本の普通の上場企業の社長クラスよりもはるかに高額なレベル)ということも存知上げておりましたので、、、その世界を捨てて起業されているというのはすごいなと思いますという話をしていて、
そのレベルではないまでも私も同様に安定した世界を捨てて起業しておりますので、捨てたもののレベルは別として境遇は同じですねという会話(その方から言われました)をしました。
それでもなぜか、お互いに今の生活の方が楽しくて、また将来に向けて楽天的な感覚があるというところも共通しているという風に感じました。
日本には、挑戦者が足りないというのは統計的に事実でもあるようですので、この方や私のような挑戦する変わり者がもっと必要ではあると思いますが、その周囲の環境も実はかなり共通しているのではないかと思います。
(少し驚きましたが、周囲のブレインがかなり私が相談した人々と共通しており、日本のスタートアップ業界も狭い、そしてそのブレインの方々も決まってるのかもと)
なお、日本ではすぐにマザーズを目指すということになり、小さくまとまってエクジットということになるようです。(=これは良い面と悪い面もある気がしております)
私が挑戦しているような、グローバルでのブロックチェーンプロジェクトを進める上で、今回お会いした方に相談(上場を目指す会社に影響ない範囲でチームとして活動の約束もして頂きました)しながら、進めることができるのは私にはメリットしかなく、かつこれにより、成功する確率は格段に上がります。
お互いに楽天的に挑戦すると同時に、
少しでも日本を変えるようなインパクトを出すようにしたいと議論させて頂いております。
中国の古典で言われる、楽天知命ですね。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO