自治体の重要なミッションの1つが防災対策となります。
今回は実際に、災害が発生(大雨)しており、これまで用意してきた防災対策が機能しなかったため、今後に向けてデジタルを活用した対策をしたいという自治体と会話する機会がありました。
防災無線と呼ばれる、いざという時に連絡がくることになっている機材をその自治体には全世帯に導入されている(災害発生時には導入されていた)そうですが、いざという時には、残念ながら使い方がわからない、親の世代から子供の世代に使い方が伝承されていなかった、バッテリーが切れていた等
各種課題が発生したそうです。
今回は影響なかったそうですが、その自治体はいわゆる観光地となっており、日ごろそこに住んでいない人々に関しても防災対策をする必要がありますが、その準備もできていないという課題があるそうです。
防災対策と実は、メタバースで話題となるデジタルツインは連動させることができて、平時はデジタルツインは観光資源のPRとして活用して、いざという時には防災で活用するようなことも可能です。
関連しますが、観光用のサービスとして魅力的なものを提供できると、観光客に対しても平時は観光用の仕組みとして、緊急時には防災対策として活用してようなサービスを構築できるという議論をしました。
国内には、自治体を3Dデータ化するプロジェクトも既に存在しており、自治体のいざというときの対策と、平時の対策に役立つような仕組みを今回協議させて頂いた自治体と来年度に向けて最先端の事例を作りたいという協議をさせて頂きました。
メタバースの活用の1つとして夢(防災対策のなのでその表現が適切かは議論がありますが)のある企画だと思っております。
機会を頂けていることに感謝しています。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO
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